地域データ提供ページ
このページは、地域分析に有用なデータを提供するページです。
東京大学空間情報科学研究センターの西澤明が作成、加工したデータを提供します。
なお、本ページから入手したデータにより生じた損害については、一切、責任を負えませんので、ご了解の上ご利用ください。
令和2年データ、平成27年データ、平成22年データはそれぞれ作成方法が異なりますのでご注意下さい。データの連続性はありません。 また、平成22年人口データは平成22年国勢調査の町丁字集計人口を使用しており、東日本大震災の被災地では大きく状況が異なっていると思われますが、そのままのデータを公開しています。地域の状況を勘案の上、利用範囲を限定してください。

令和2年簡易100mメッシュ人口データ
 「令和2年簡易100mメッシュ人口」は令和2年国勢調査の250mメッシュ集計の人口を100mメッシュ(*1)に按分したデータです。
 国が政府の統計窓口(e-Stat)で公開している国勢調査のメッシュ人口は250mメッシュ人口集計です。駅から1km圏、バス路線から300m圏などの人口を集計しようとした場合は、何等かの方法で圏域の内外で人口を按分する必要があります。この「簡易100mメッシュ人口」はこの按分計算を100mメッシュ単位であらかじめ計算しておき、与えられた圏域での人口集計を容易に行えるようにしたものです。
 このデータには総人口と年齢5区分(0-14歳、15-64歳、65歳以上、75歳以上、85歳以上)別の人口データを含みます。CSVファイルのほかGISですぐに表示できるようshape形式のファイルもあります。データは市区町村別及び1次メッシュ別のファイルとなっています。
 按分計算には、国土地理院の基盤地図情報(*2)の建物データから求めた50mメッシュ内の建物面積、国土数値情報の「都市地域土地利用細分メッシュデータ」を用いています。都市地域土地利用細分メッシュデータで「工場」、「公共施設等用地」、「公園・緑地」、「ゴルフ場」となっている100mメッシュには原則、人口を配分していません(*3)。
 このデータは、簡易な方法で人口を按分したものであり、当該100mメッシュの実際の人口を示しているものではなく、広い範囲での人口分布の概要を見る目的、一定範囲の人口を建築物面積により簡易に按分集計する目的で利用して下さい。
 ライセンスはCC-BYとします。
(*1)メッシュに関する説明はこちらをご覧ください。
(*2)基盤地図情報=国土地理院が無償で公開している国土の基本となる地図データ。
(*3)按分方法説明資料

令和2年簡易100mメッシュ人口データのダウンロード(csv、shape)
平成27年簡易100mメッシュ人口データ
 「平成27年簡易100mメッシュ人口」は平成27年国勢調査の500mメッシュ集計の人口を100mメッシュ(*1)に按分したデータです。
 国が政府の統計窓口(e-Stat)で公開している国勢調査のメッシュ人口は500mメッシュ(一部の地域は250mメッシュ)人口集計です。駅から1km圏、バス路線から300m圏などの人口を集計しようとした場合は、何等かの方法で圏域の内外で人口を按分する必要があります。この「簡易100mメッシュ人口」はこの按分計算を100mメッシュ単位であらかじめ計算しておき、与えられた圏域での人口集計を容易に行えるようにしたものです。
 このデータには、男女別・年齢4区分(総数、0-14歳、15-64歳、65歳以上、75歳以上)別の人口データを含みます。また、GISですぐに表示できるようshape形式のファイルもあります。データは市区町村別となっています。
 按分計算には、国土地理院の電子国土基本図(*2)の建物データから求めた100mメッシュ内の建物面積、国土数値情報の「都市地域土地利用細分メッシュデータ」を用いています。都市地域土地利用細分メッシュデータで「工場」、「公共施設等」となっている100mメッシュには人口を配分していません(*3)。
 このデータは、簡易な方法で人口を按分したものであり、当該100mメッシュの実際の人口を示しているものではなく、広い範囲での人口分布の概要を見る目的、一定範囲の人口を建築物面積により簡易に按分集計する目的で利用して下さい。
 ライセンスはCC-BYとします。(平成22年データとは異なります)
(*1)メッシュに関する説明はこちらをご覧ください。
(*2)電子国土基本図=国土地理院が整備している国土の基本となる地図データ。
(*3)人口がある500mメッシュで、電子国土基本図データ(2016年11月現在)の建物データ面積がないメッシュがあります。当該メッシュの人口は配分されていません。該当する人口は、25,693人です。
平成27年簡易100mメッシュ人口データのダウンロード(csv、shape)
平成22年簡易100mメッシュ人口データ
 「平成22年簡易100mメッシュ人口」は平成22年国勢調査の町丁字等集計の人口を100mメッシュ(*1)に按分したデータです。
 国が政府の統計窓口(e-Stat)で公開している国勢調査の人口集計で、男女別年齢別の人口が公開されている最小単位は町丁字等です。駅から1km圏、バス路線から300m圏などの人口を集計しようとした場合、町丁字等の大きさが1kmより大きい場合が多いため、何等かの方法で圏域の内外で人口を按分する必要があります。この「簡易100mメッシュ人口」はこの按分計算を100mメッシュ単位であらかじめ計算しておき、与えられた圏域での人口集計を容易に行えるようにしたものです。
 按分計算には、「基盤地図情報」の建物データから求めた100mメッシュ内の建物面積、国土数値情報の「都市地域土地利用細分メッシュデータ」、国勢調査の500mメッシュ集計人口を用いています。
 このデータは、簡易な方法で人口を按分したものであり、当該100mメッシュの人口を示しているものではなく、広い範囲での人口分布の概要を見る目的、一定範囲の人口を建築物面積により簡易に按分集計する目的で利用して下さい。
 また、公表されている国勢調査の500mメッシュ人口集計値と、本データを500mメッシュで集計した数値は一致しないところがあります。(*3)
 本データは、上記の本データの性質を十分理解し、その目的に合った利用をする限り、出典表示をした上で非商用利用に限り利用可能です。(一部、研究用データを使用しているため)
(*1)メッシュに関する説明はこちらをご覧ください。
(*2)基盤地図情報=国土地理院が整備している国土の基本となる地図データ。無償で利用できる。
(*3)国勢調査の集計で人口がある500mメッシュのうち、66.0%が一致し、90.5%で±10%以内の差、95.0%で±20%以内の差があります。また、異なる部分の人口は全国人口の1.5%に当たります。
平成22年簡易100mメッシュ人口データのダウンロード
 ▼このデータの作成方法は「簡易100mメッシュデータの作成」をご覧ください。
 ▼100mメッシュごとの男女別・年齢5歳階級別のデータがダウンロードできます。ファイル形式はCSVファイルを圧縮したzipファイルです。
 ▼都道府県別、市区町村ごとのファイルがあります。
 ▼都府県境にかかる100mメッシュでは、当該都府県のみの人口となっています。また、同一都道府県内の市区町村境にかかる100mメッシュでは、各市区町村の合計人口となっています。
 ▼国土数値情報の行政界データから100mメッシュごとに面積が最大である市区町村を求め、代表市区町村としてデータに収録しています。市区町村ごとのファイルではこの市区町村データによりデータを分割していますので、市区町村境にかかる100mメッシュはメッシュ内の面積が最大の市区町村のファイルのみに含まれています。(都府県境にかかる100mメッシュでは当該都道府県内で最大の市区町村。)
簡易100mメッシュ人口データ(3年次、年齢4区分人口)
 青山学院大学の井上孝教授が「全国小地域将来推計人口」を公表しています。この公表データ(町丁字別の将来推計人口)から上記の簡易100mメッシュ人口と同じ手法で、100mメッシュの将来推計人口を計算しました。2016年7月1日に同サイトで公開された正規版のデータで作成しています。
 ここでは、2010年(上記の簡易100mメッシュ人口と同じ)と2025年及び2040年の将来推計人口を100mメッシュごとに列挙したデータを作成しました。このファイルには、3年次の男女計の総人口、0~14歳人口、15~64歳人口、65歳以上人口、75歳以上人口及び4区分の構成比率のデータが含まれています。
 将来推計人口は一定の仮定のもとに推計されたものですので、上記の公開サイトに記載された利用規定をお読みいただき、ご了解の上、利用してください。また、非商用目的に限り利用可能です。
簡易100mメッシュ人口(3年次年齢4区分)データのダウンロード
 ▼都道府県別、市区町村ごとのファイルがあります。
 ▼ファイル形式は、CSV形式とすぐにGISで利用できるよう作成したシェープ形式ファイルを一緒に圧縮したzipファイルです。
 ▼都府県境にかかる100mメッシュ、市区町村境にかかる100mメッシュの扱いは、上の簡易100mメッシュ人口と同じです。
問合せ先
地域・交通データ研究所代表(東京大学空間情報科学研究センター客員研究員)西澤明  E-mail nishizawa[at]csis.u-tokyo.ac.jp ([at]を@に変えてください。)